ホカベン,上戸彩

ストーリー

女優の上戸彩(うえとあや)(22)が4月スタートの日テレ系主演ドラマ「ホカベン」(水曜・10時)で、弁護士役に初挑戦することになりました。 「なりたてホカホカ」の新米弁護士ということで「ホカ弁」。 最初、ドラマ名を聞いたときは、あの「ほか弁」で忙しく働くも、私生活では、かわいそうな、例えば弟に仕送りをしているとか、 そういった内容かなと思いましたが、全くの見当違いで、なんと弁護士!!!

新米弁護士の成長物語で、今まさに旬の少年犯罪や幼児虐待など、社会問題をリアルに描いた人気コミックが原作です。 これまで明るく元気なキャラクターが多く、「オロナミンC」、「SoftBank」や「アパマン」のイメージかった上戸が、シリアスな演技で新境地を見せる。 TVドラマの共演者は北村一輝、加藤成亮(NEWS)、戸田菜穂、篠井英介、中山恵、りょう、かとうかず子、大杉漣です。

上戸演じる堂本灯(あかり)は「弱者救済」を理想に掲げる新米弁護士。 大手法律事務所に就職するものの、配属されたのは市民のよろず相談を扱う「市民のフツーの相談役」。 そこには弁護過誤をきっかけに一線から退いた上司がいるだけ。 クールな“ボス弁”と理想を追う“アヤベンことホカベン”が対立を繰り返しながら、次第にお互いを認め合っていきます。


第1話
司法研修を終えたばかりの新米弁護士・堂本灯(上戸彩)が、ついに弁護士としての第一歩を踏み出す日がやってきました。 灯が就職したのは、法曹界で最大手といわれるエムザ法律事務所でした。大手法律事務所のエムザのメインの顧客は、個人ではなく企業です。 お金持ち相手の弁護士事務所なんですね。 だが、灯が自ら望んだ先は、プロボノと呼ばれるセクションでした。灯は、弱者を救いたいという自分の夢を実現しようと意欲に燃えていたのです。 ちなみにこのプロボノとは、公共の利益のために社会奉仕をすることです。低報酬で社会的・経済的な弱者を守るというこの活動が、 近年、弁護士界で義務化され始めていました。そのためエムザでは、所長の森岡哲夫(大杉漣)が、いち早くこのセクションを設置したのです。 企業にも、ボランティアを求めているといった感じでしょうか。 弱者を救済したいと弁護士を志した灯は、エムザにプロボノセクションがあると知り、入所を決めたのでした。 しかし、プロボノセクションには、リーダーの弁護士・杉崎忠志(北村一輝)と、杉崎をサポートするパラリーガル〈法律業務専門職〉の 倉木しおり(戸田菜穂)の2人だけしかいませんでした。戸惑っている灯に、杉崎は最初の仕事を指示しますが、 それは弁護依頼を全て断わることだったのです。灯は杉崎の意図が理解できず、反発してしまいます。それを見ていたしおりが、 杉崎にまずは一件引き受けようと提案すると渋々了承するが、自分は手伝わないと言い出します。


第2話
初めての弁護に張り切る灯(上戸彩)です。灯が弁護する享子 (富田靖子)は、娘の真希(石井萌々果)が裁判所に「保護」されるために連れていかれたことに絶望して、 夫・和彦(阪田マサノブ)を刺してしまいました。自信を失った灯に、和彦側の弁護士・浜田(石丸謙二郎)は 享子との離婚に応じる構えを見せながら、1000万円の損害賠償を求め、示談を持ち掛けてきました。 灯は、余裕の表情の浜田の前で、対処法が見つかりませんでした。 そんな折児童養護施設側の要望で、灯は真希を自宅で預かることになりました。 昼間、真希を一人にしておけないと考えた灯は、母・美代子(かとうかず子)に頼むが、どっちが仕事を休むかでケンカになってしまいました。 その様子を見ていた真希は、夜、灯と2人きりになったさい、なぐさめようと衝撃的な行動に出ました。 しかしその様子から灯は、真希が父親から性的虐待を受けていたのだと気づき、大きなショックを受けました――。


第3話
灯(上戸彩)が今回相談を受けた相手は、会社員の夫を少年に殺された宇佐美千枝子(鈴木砂羽)という主婦でした。 千枝子の夫・宇佐美拓男(中嶋けんこう)は、駅のホームで18歳の川原徹(佐藤祐基)に、些細なことが原因で壁に頭を打ち付けられて 死亡したのでした。 事件後、徹の母親・友江(朝加真由美)と弁護士の大沢(田中哲司)が示談による解決を求めてきました。しかしまだ10歳の息子・佳彦を抱えた 千枝子は、夫の命をお金に換えたくない、刑事事件にして徹を処断したいといいました。 でも示談金の額が1000万円でした。そして徹が書いたという反省文を手渡された灯は、 杉崎(北村一輝)やしおり(戸田菜穂)に反省文を見せると、大沢の指導で徹が無理矢理書かされたと断言します。 だが杉崎はその反省文を使い、示談に応じるよう千枝子を説得しろ、と灯を促したのです。 さらに友江が灯のもとを訪れ、1000万円の札束を取り出して灯に土下座をし、千枝子を説得して欲しいと頼み込みますが、 千枝子は徹の反省文を受け取らず、反省ではなく、償いをしてほしいと言いきったのです。 ところが検察は、徹を傷害致死で家裁送りにすると決定しました。 この決定は判例から見ると、徹の場合は犯罪の前科ともならない”保護処分”になる可能性が高かったのです。 つまり徹は少年法に守られて前科もつかず、刑罰も受けない、殺人者にもならないということだったのです。 それを知った灯はショックを受けますが、杉崎は最初から示談をまとめればよかったのだと冷ややかに言うだけでした。


SponsoredLink

原作

上戸彩が「ホカベン(ホカホカの新米弁護士)」に挑戦 弁護士ドラマで幼児虐待、いじめに立ち向かう内容です。 ドラマ「ホカベン」で初の弁護士役に挑戦する上戸彩さん。 ドラマでは、幼児虐待やいじめ、少年犯罪などシビアな事件に挑む。 「ホカベン」は、弁護士で作家の中嶋博行さんが原作、カワラニサイさん画のマンガをドラマ化したものです。 “ホカホカ”の新米弁護士「ホカベン」の堂本灯(上戸さん)は、高校時代にいじめによる自殺でクラスメートを失った経験から弁護士になり、 一流の法律事務所に所属するが、離婚や詐欺など「よろず相談」の部署に回される。 過去に担当した事件で被害者を自殺させてしまった元エリート弁護士の杉崎と出会い、 「弱者を守りたい」という理想が甘くないことを知っていくというストーリーです。

原作は漫画誌「イブニング」に2003年〜06年まで連載(現在休載中、4月から再開予定)。講談社から、1〜5巻までマンガが発売されています。 現役弁護士で小説家の中嶋博行氏が原作を手がけており、医療過誤やいじめなどの社会問題や、 違法行為スレスレの法的アドバイスなどリアルなストーリーが人気です。 ドラマでは司法試験合格者増による就職難や弁護士の質の低下など現状の問題点も盛り込まれます。 まるで、20年くらい前から始まった、教員増加と質の低下、就職難とにているような・・・。

上戸彩は、テレ朝系「エースをねらえ!」などの“スポ根”ヒロインや、 フジ系「アテンションプリーズ」の客室乗務員など元気な役柄が多かったが、今回はシリアスな社会派ドラマ。 昔の堀千恵美のようですね。

原作の主人公は男性なんです。これが。ですが、ドラマでは女性に変更されています。 プロデューサーは「上司との対決や理想と現実のギャップなど、多くの困難を乗り越えるストーリーだけに、 女性のほうが共感を得られる」と説明しています。 でもねー、女性は何かと遠慮なく上司に直談判できる体制ってどうかなって思いますよ〜。

弁護士

ソフトバンクの「白戸家の人々。」シリーズをはじめ、CMでの人気は抜群ながら、 長丁場での演技力が求められるドラマでは今ひとつ視聴率を稼げずにいる上戸彩(ウエトアヤ)。 近作では平均16.4%を記録し、スペシャルも2本制作された漣ドラ「アテンションプリーズ」は成功作と評価できるものの、 TVドラマ「下北サンデーズ」、「ホテリアー」、「暴れん坊ママ」は苦戦続きで、次々と10代〜20代前半の若手女優が台頭してきている今、 まさに女優としては正念場を迎えてますね。 こうなったら、思い切って常盤孝子の「悪魔のキス」の時のように、「えぇっっ!!!」というシーンを入れてみてはどうでしょう。 清純で元気なイメージだけだと、おバカキャラでもできますので、ここは「大人の女」をすこーしだけ取り入れるのも手だと思います。

4月から、また新たに「勝負作」となる主演ドラマが決定しましたね。 日本テレビ系水曜22時枠ドラマ「ホカベン」で、初めて弁護士役に挑戦することになりました。 上戸彩はこれが日本テレビ系のドラマ初主演となります。

「ホカベン」は「イブニング」(講談社)に連載されている(現在休載中で、ドラマに合わせて4月から再開予定)弁護士マンガ。 原作は現役の弁護士でありながら、「検察捜査」で江戸川乱歩賞を受賞した小説家としての顔も持つ中嶋博行が手がけ、 「イブニング小林まこと大賞」を受賞した経歴を持つカワラニサイが描く作品です。 主人公は新人弁護士、つまりは「なりたてホカホカの弁護士」で、そこからタイトルの「ホカベン」という名前が来ています。 作品のテイストは「弱者の立場から法律を見つめる」というテーマを持った硬派なもの。 これまで比較的ライトなコメディ作品が多かった上戸彩にとっては、新境地へのチャレンジとも言えるドラマですね。

SponsoredLink


このページのトップにもどる
プライバシーポリシー